川崎ブレイブサンダースのお陰で家族仲が良くなった話。
この話を一発めに書くと、もうブログに書くネタが無くなっちゃうのでは…と思いつつ、川崎ブレイブサンダースによって救われた(と少なくとも私は思っている)家族の話を書こうと思います!
家族構成
・父…バスケ経験者
・母…基本的にスポーツに興味なし
野球観戦は好き
・私…バスケ経験者
・妹…スポーツ全般嫌い
興味もない
元々うちの家族はお互いに干渉し合わないスタンスで、ましてや私と妹が2人とも成人してからはますます会話がない状態。
父と母は普段から大して仲が良いわけではなかったものの、
今年の2月あたりに大きな喧嘩をして、母親は2階の布団で寝てるのに、父は1階の居間で寝るような、そんな状況が1ヵ月以上続いていました。
そんな時、知り合いから「川崎ブレイブサンダースの試合を観に来ないか?」とのお誘いがあって、とどろきまで観に行ったんです。
(ちなみにですが、この忘れもしない3/11の試合で藤井選手のアグレッシブなプレーに一目惚れをして、川崎ブレイブサンダースにどハマりしました。この話はまた後日)
中学・高校の時にバスケ部だったものの、Bリーグの試合を生で観たのは初めて。エンターテイメント性の高い演出とプレーレベルの高い試合に感動して、家に帰るなり母にその良さを伝えました。
その後も私は毎週のようにとどろきに通い、その魅力を母に伝えていくと徐々に母も興味が出てきたみたいでした。
しばらくした頃、ツイッターで武蔵小杉駅にて選手がチラシ配りをするという情報を見ました。しかし、その日私は仕事…。
その時母が「私がチラシもらってこようか?」と言ってくれ、「もしかしたらサインがもらえるかも!」と私が愛用しているバインダーを持参してチラシをもらいにいってくれました。
仕事が終わって母からのメールが10件。
何事かと思って確認してみると、なんとバインダーに3箇所、ゲームデープログラムに1箇所のサイン、さらにチラシを持ったカメラ目線の藤井選手の写真……
母曰く「あまりにもいい人だったからあれもこれもお願いしちゃった」とのことですが、これはさすがにやりすぎ!(笑)と突っ込みました。
↑その時のファイルです!
藤井選手その節はありがとうございました。
本当に感謝しています😭✨
この一件で母はかなり心を打たれたようで、それから川崎ブレイブサンダースの情報を逐一私に報告してくるようになりました。
(しかしファンクラブに入っている上、クラブのSNS系は全てフォローしている私の方が情報は早いので、知らないふりして母の報告を聞いてます。笑)
そんなこんなで日に日に家に上がる話題に川崎ブレイブサンダースの登場が増え、
ある時父が
「川崎ブレイブサンダースの試合生で見たいなぁ」
待ってましたよ、その言葉。
ちょうど父が休みで試合があった日は最終節。
チケット取れるかなぁと心配だったのですが、心優しい知り合いが「せっかくだから近いところでお父さんに見せてあげて」と私の分も1階席のチケットを頂いちゃったんですね。
席取りも完璧にして待っていたものの、肝心の父親がいくら待っても来ない。
携帯を持ってないので連絡の手段がない。
そわそわしながら待ってると父がやっと来て、さあ試合を観ようというとき、
父「もっと全体的に両チーム見たいから2階で見てもいい?」
…。
ゴルァーーーーー(*`Д´)ノ!!!
せっかくあんたのために知り合いが1階席取ってくれたんじゃろがい!!!
…こりゃ喧嘩も減らない訳ですな┐(´д`)┌
とはいえ試合は面白かったらしく、帰ってから寡黙な父が珍しく誰が良かった、彼が良かったとプレーについて話していました。
ちなみにその時の印象では
父「川崎は7番と14番、渋谷はスキンヘッドの人が良かった」
と言っておりましたね。
手に何かを持つのが嫌な父がその日のゲームデープログラムを捨てずに持って帰って来たことにも驚きましたが、その時のプログラムは今も父の棚に置いてあります。
そしてついに川崎ブレイブサンダースがチャンピオンシップの決勝戦に進んだとき、私は後で見返すために録画して出掛けたのですが、私が家に帰ってくると何と!!!
父と母が一緒に試合の録画を見てる…!!!
喧嘩…してない!!!(笑)
同タイミングで帰って来た妹も
「うわ、珍しい」というほどの光景。
これ以来ちょこちょこBリーグの中継があるときは、娘抜きでも一緒に見てるみたいです。
見始めの頃は自分がこんなに川崎ブレイブサンダースにハマるとも思っていなかったし、思わぬ形で家族仲が深まるとは思ってもいなかったです。
ちなみに妹はまっっっっったくスポーツに興味を持たないのですが、藤井選手のグッズが倒れてた時とかは元の位置に直してくれているみたいです。
(以前はそういうことすらしてくれなかった)
大変長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!