やっと掴んだ優勝
本記事は川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2021 - Adventarの第9日目に寄稿するものです。昨日(12月8日)の投稿は人生ぶらり人生途中下車の旅さんの
【観戦休題】ポスト五輪のスポーツ界、Bリーグ、そして川崎に対する考察 - ぶらり人生途中下車の旅でした!
鋭い視点と深い考察に思わず読み入ってしまいました。何度でも繰り返し読みたくなる記事で素晴らしかったです✨
____
こんにちは!あやめです!
このブログは年に一度、川崎ブレイブサンダースのアドベントカレンダーを更新するために使っています。本当はもう少し気軽な感じで更新したいのですが時間がない…!!
あと、このブログのタイトルをやっと変更しました。
社会人3年目なのにずっと「文系大学院生が好きなことを書くblog」のままなのが地味に気になっていたので(元)をつけました。(結局あまり変わってない)
前置きはこれくらいにして…
アドベントカレンダーは毎年何を書こうかな~と悩むんですが、今年はまだ1回も現地観戦できてないうえ、仕事に追われて動画すら見れていない体たらく…泣
なので、今シーズンのことではなく、天皇杯のあれこれについて書いていきます。
なお、データや試合の描写は少なく、その時の感情などを書き残していきたいと思いますので、ゆるーく読み流してもらえたらうれしいです。
____
私は川崎ブレイブサンダースをBリーグ1年目から応援しているので、「優勝」があと一歩で届かない経験を何度もしていて、その度に悔しい思いをしてきました。
前回の天皇杯もあと1歩で届かなくて、選手もファンも切望していた「優勝」
私が今年は一味違うな、と感じたのは準決勝のシーホース三河戦。
三河に流れが行きそうな時もすぐに取り戻す力、全員プレー、ヒースの神がかった連続スリーなどで見事決勝に駒を進めた川崎のメンバーがすごく頼もしく見えました。
私は滑り込みで天皇杯のチケットが取れましたが、迷っていた友人はチケットとれずで久々のソロ観戦。
決勝当日は朝からソワソワ…
会場ついてからもずっとドキドキしていて、緊張のあまり吐きそうでした(笑)
この日も天気が悪かった
遠目からですが、選手も結構緊張しているのが伝わってきましたね。
滑り込みで取ったけど良い席でした
この日の相手は因縁の宇都宮ブレックス。
個人的にはBリーグ初年度決勝戦も現地で見ていたので「今日で雪辱を晴らしてくれ!」という気持ちでした。
とはいえ、宇都宮も良い選手が多くて、毎回対戦のたびに見ていてとても楽しい!
試合もシーソーゲームで見ていてハラハラドキドキ、ファンとしては大変心臓に悪かったですが、現地で見た中でナンバーワンの試合でした。
(写真はありません。なぜなら本当に緊迫した雰囲気で一瞬たりとも見逃せない、と思ったので…)
試合時間が刻一刻と過ぎていくにつれて、川崎ファンの熱がどんどんと上がるのを感じていました。
そして、試合終了のブザーが鳴った時「ついに優勝したんだ…!」と思わず涙がこぼれました。
やっと、やっと、優勝できた
タイトル獲得まですごく長かったけど、川崎ブレイブサンダースをずっと応援していてよかったと本当に思いました。
円陣を見てまた涙🥲
この時の帽子とTシャツは即買いました👌
優勝した喜びを胸に、号外をもらいにJR川崎駅に降りたらなんと空に虹が!🌈
どうやら試合中の川崎はずっと雷雨だったようで、試合が終わったと同時に晴れたのだとか。
選手だけでなく、チアやスタッフの方々も一丸となって戦ったんだなって改めて感動しました。
見事な虹
余談ですが、次の日出社したら「天皇杯おめでとう!」と言われました(笑)
机の上に祐眞の写真やら川崎のカレンダーを置いているので、すっかりバスケのイメージがついたみたいです。
つらつらと書きましたが、天皇杯優勝した時の熱い気持ちを思い出せてよかったです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
次回はkanzmrswさんがアカデミーについて記事を書いてくださるようです!
とっても楽しみにしております♪♪♪
川崎のゲームデープログラムを振り返ってみよう
この記事は
2020 第15日目に寄稿するものです。
昨日はAyako Iさんによる、
両親より ニック・ファジーカスそして川崎ブレイブサンダースへの想い | AWのブログ
でした!
今年でアドベントカレンダーも4年目ですね。
2017年当時は文系大学院生だったので、ブログの題名も『文系大学院生が好きなことを書くblog』にしたんですが、今や社会人2年目になりました。
やっと会社に慣れてきたところでコロナ直撃…
それでも最近ありがたいことに社内の大きなプロジェクトに参加させてもらうことになったので、頑張らないと!!!という感じです。
前置きはここまでにして。
今回のテーマは「ゲームデープログラム」です!
これまでの3年は思い出を振り返る感じだったのですが、そろそろ違うアプローチで記事を書きたくなり…
これまでファイリングして大事にとっておいたゲームデープログラムの中からいくつか紹介していこうと思います。
ちなみにこれまででゲームデープログラムのファイルは3冊、ゲームデープログラム自体の数だと約50冊ファイリングしてました。
コレクター気質でなかなか捨てられない…。
まずはこの1冊↓
#25ジュフ磨々道選手
これは私がゲームデープログラムをファイリングするようになって初の記念すべき1冊です。シュートかっこいい。
中はこんな感じ↓
「これ無料で配ってるの?」と思うくらい、選手情報や成績などがしっかり記載されていてクオリティがかなり高いです。
逆にいえば、クオリティが高いからこそファイリングし始めたのかも。
ちなみにこの次の号は#0藤井祐眞選手が表紙のゲームデープログラムなんですが、表紙にある違いがあります。
それは一体何でしょうか??↓
#0藤井祐眞選手
正解は…
「番号と選手名が記載されるようになった」でした!
(この号だと左上)
実はこれ、知り合いのスタッフの方にゲームデープログラムについて意見を求められた時に「番号と選手名を表紙に入れた方がいい」とお伝えしたのがきっかけで入るようになったんです(^^♪
(当時は見始めたばかりで磨々道とケビンの見分けがいまいちつかず、どっちか表紙だったのかわからなかったんですよね…)
ちなみにこの年の最後の冊子はこちら↓
この年のロースターが大集合でかなり豪華です。
この日の試合もかなり熱かった。
2017-2018シーズンは前シーズンと違い、背景が赤で選手が浮き出るようなデザインになっています。
せっかくなので、こちらはクリスマスバージョンのものを↓
#00ジョシュ・デービス選手
この時はサンタクロースの恰好をした選手の写真が使われてますね。
鎌ちゃんはプレゼント…?(笑)
みんな可愛い~(^^)/
ちなみに東芝最後のゲームデープログラムは#14辻直人選手でした。
#14辻直人選手
最後ということもあり、昨年同様派手な表紙かと思いきやシンプルな選手の表紙でした。
あえて最後まで「普通」にすることでDeNAへすみやかなバトンタッチに繋げたのでしょうか。
続いて2018-2019シーズンはこちら↓
#7篠山竜青選手
これまでのA4サイズからB5サイズに小さくなり、持ち歩きやすくなりました。
紙質もやや厚め・光沢が抑えられたものになっていました。
中はこんな感じ↓
全体的にスタイリッシュになった印象です。
冊子の大きさは小さくなりましたが、必要な情報はしっかり記載されています。
次のページにはコラムが載っていて、ゲームデープログラムを作りこむ川崎の文化は受け継がれたようです。
そして2019-2020シーズンはなんと!ゲームデープログラムではなく、はがきサイズのようなカード形式に変更。
#24大塚裕土選手
自称「川崎のゲームデープログラムファン」であった私は当時ものすごい衝撃を受けました(笑)
あのものすごいクオリティのゲームデーやめちゃったの…???
…まあいらない人にとってはただのごみになっちゃうもんね…(´;ω;`)
でも毎週選手の一言とか地味に楽しみにしてたんだよ…。゚(゚´ω`゚)゚。
そして今シーズンのゲームデープログラムは素晴らしいことにネットで閲覧できるようになったんです!
これまで行けない試合は知り合いに譲ってもらったりしてましたが、これならいつでも見られる!
(ゲームデープログラムが復活して嬉しい!!)
スケジュール | 川崎ブレイブサンダース (kawasaki-bravethunders.com)
↑こちらのリンクの「RESULT」から「ゲームデー」を選択するとゲームデープログラムがPDF形式で見られます。
せっかくなので、今年度のゲームデープログラムは会場に直接足を運んで現物をもらうか、公式HPにアクセスして見てもらえたら嬉しいです。
ネットでゲームデープログラムが見られるなんて革新的!
と思いますが、やっぱり生で観戦した上でゲームデープログラムを思い出に持って帰りたいもの。
厳しい状況ではありますが、できる限りの感染予防対策をして今シーズンも見に行きたいなーと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
【番外編】
ゲームデープログラム以外にもチラシやパンフレットなどもいろいろとファイリングしてました。
特に私のお気に入りはこちら↓
(左)#0藤井祐眞選手 (右)#33長谷川技選手
この手作り感がとってもいい感じですよね~
確か3年前にもらったと記憶していますが、懐かしい感じがします( *´艸`)
明日は、ryouta_bsk_0521さんによる、記事がアップされる予定です!
楽しみですね(*´꒳`*)
SHOKOさんとBTCと私
この記事は
川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2019 - Adventarの17日目の投稿になります。
前日の投稿は@salyu0606さんの「スクールでの成長、スクールの未来」
https://ameblo.jp/momonji-cars/entry-12560090653.html
です。
今回のブログは私の気持ちの整理のために書くつもりでいるので、ところどころ伝わりにくいところもあるかもしれないですが、どうか温かい気持ちで読んでもらえればと思います。
皆さまは川崎ブレイブサンダースが東芝運営時代だった頃のチアリーダー「BTC」を覚えているだろうか。
初めてBTCを見た時、同性ながらみんな綺麗でスタイルの良さに目が釘付けになったことを覚えている。
そして見た目だけでなく、キレキレのダンスと私好みの音楽、統率の取れた踊りはそれまでチアに興味のなかった私を一瞬で虜にした。
特に私の推しメンはSHOKOさんというスラっとしたスタイル、白い肌、可愛らしい笑顔という女の子のなりたい女の子を具現化したような方で、初めて「あんな風になりたいな」と憧れを抱いた女性でもある。
SHOKOさんをご存じない方はこちらのリンクにバスケットボールキングさんの記事があるので、ぜひ読んでみてほしい。
BTCのチアをしっかりと見たその日から川崎ブレイブサンダースを見に行く楽しみがバスケだけでなく、チアも私の楽しみの1つになった。
遠くから眺めているだけの私がSHOKOさんと話すことができたのは川崎を見始めてから1年近く経った2017-2018シーズンの天皇杯の時だった。
BTCが応援のために待機していたところをたまたま通りがかって、思わずSHOKOさんに声をかけた。
「私SHOKOさんのファンなんです!」
SHOKOさんは「えーそうなの!」と明るく話してくれて、ほんの一瞬だったけど、とても嬉しかったことを覚えている。
その後しばらく経ってホームゲームを見た帰り、いつものように選手ハイタッチとBTCメンバーも見送りをしていて、SHOKOさんと目が合った。
まさかあの一瞬のことを覚えているわけないだろうと思って、会釈だけして帰ろうと思ったその時、SHOKOさんから「天皇杯の時話しかけてくれたよね!」
えっ?
あのSHOKOさんが私のことを覚えていてくれた?
「私より背が高い女性はあまり見かけないから覚えてたの!」
私はこの時ほど自分の高身長に感謝したことはない。
(ちなみにSHOKOさんは170㎝、私は176㎝)
それからSHOKOさんは私を見かける度手を振ってくれたりしてくれて、とても嬉しかった。
そうして2017-2018シーズンも終わり、東芝からDeNAに運営母体が変わることからあらゆるイベントで「これが最後」ムードがファンの間に何となく漂った。
私もDeNA体制になったらきっといろいろなことが変わっていくだろう、と薄々覚悟はしていたし、BTCも来シーズンどうなるかはわからない中でもやもやしたままの気持ちでファン感謝祭に参加した。
早めに会場に着いたので、SHOKOさんとツーショット写真をお願いし、少しだけ話す機会があった。
聞きたいことはいろいろあった、「来シーズンはどうするんですか?」「BTCはどうなるんですか?」…
もちろん感謝の言葉も伝えたかった、でも「今までありがとう」って言ったら何となくBTCやSHOKOさんのチアを見れなくなる気がして、最後まで当たり障りのない話をして終わってしまった。
その後は皆さんご存じの通り、IRISが発足して毎試合ホームゲームを盛り上げている。結局BTCにはお別れも感謝の言葉も言えずに私の推しはいなくなってしまったのである。
今でも時々BTCのチアが懐かしくなる。
少しお姉さんな感じでかっこよくて力強くて、選手だけじゃなくて自分も応援されているようなそんな憧れの存在。
推しに突然会えなくなるというのは分かっていてもかなり辛いもので、1年半経ってようやく言葉にして自分の気持ちを整理することができた。
毎年アドベントカレンダーの内容がなんとなくいい話っぽくなっているのは、それだけ川崎ブレイブサンダースの存在が自分の人生の中で大きく変わるきっかけになっているんだろうなと感じる。
SHOKOさんがこの記事を読む可能性はかなり低いと思うけど、もし何かの巡り合わせで読んでもらえたら、SHOKOさんのチアはとても素敵で、力をもらっていたということを伝えたい。
本当にSHOKOさんを推していて良かったです。
私の憧れでいてくれてありがとうございました。
明日の投稿は@Nolita…ノリータ.ト ヨミマスさんの「祝!HC40歳!!!」の記事です。
明日も楽しみですね!!
君はバスケットボールが好きか?
川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2018の第17日目に寄稿します。
昨日の第16日目は、吉田リョータ@クソガキさん(ryouta_bsk_0521)による『初心者講座』でした。
この記事を読みに来てくださり、ありがとうございます。
私の名前はあやめと言います。
都内の大学院に通っていて、今は修論の提出直前で死にそうになっています。
(提出まであと1か月しかないのに、まだ1万字しか書いてない…)
さて、今日はかなり個人的な話をしたいと思います。ざっくり言うと川崎ブレイブサンダースとブレサンファミリーのお陰でバスケとの向き合い方が変わった話です。
長くなってしまったのですが、お時間がある方はそのまま読んでくださるとうれしいです。
____
私がバスケットボールを始めたのは、中学1年の4月でした。
父の中学時代の恩師がたまたま私の通う中学校に赴任していて、私を見るなり「お前の娘は背が高いな、これはバスケだな」という鶴の一声で、私のバスケットボール部入りが決まりました。
(ちなみに当時は167cm、そこから中学3年間でさらに身長が伸びて今では176cm)
練習はとても厳しく、一緒に入った同級生は全員辞めてしまいました。
ですが、自分は練習はきついと感じていたものの、辞めたいと思ったことはありませんでした。
初心者で訳もわからず、ついていくので必死だったのだと思います。
この時の顧問はバスケット界では有名な方だったらしく、ジュニアオールスターやウィンターカップのお手伝いをやらせてもらったりしていました。
同世代のプレーを見ることは勉強になりますし、大変刺激を受けました。
余談ですが、ジュニアオールスターに見に行った時にずば抜けて上手い、衝撃の1つ上の男子がいたのですが、それは横浜ビーコルセアーズの田渡凌選手です。
私と先輩が田渡選手とすれ違ったときに、先輩はちゃっかり握手してもらっていたのですが、私は恥ずかしくて「握手してください」と言えず…笑
あの時は惜しいことをしましたが、今でも田渡選手が活躍しているのを見ると、とても嬉しい気持ちになります。
話を戻します。
この顧問の先生は残念ながら私が中学2年で異動してしまい、後任の先生はバスケ未経験者だったため、自分たちでメニューを考えて練習をしていました。
ですが、大会では思うように結果が出ないまま、私の中学生活は終わりを迎えました。
高校では甲子園の憧れから野球部のマネージャーになりたい、と思っていたのですが、バスケ部の勧誘がすごくて、その熱意にほだされて高校でもバスケ部に入部することになります。
どのくらいすごいかというと、毎日昼休みになるとバスケ部とバレー部の先輩が教室に来て私の机を囲んで勧誘するという、まさに漫画みたいな勧誘でした。
ですが、部活は高校2年の冬で辞めます。
原因はいろいろありますが、端的に言うと人間関係のこじれとそれに伴い、思うようにプレーができなくなったからです。
「これを落としたらまた責められる」というプレッシャーから、センターなのに、ゴール下を落とすようになり、レイアップを外すようになる。
それに伴って周りもどんどん冷たくなっていく。
本当に金縛りに遭ったみたいに体が動かなくなるんです。
抜けられない悪循環に陥っていきました。
部活を辞めた後は、それまで部活があって出来なかった友人と遊びに行ったり、受験勉強に専念して無事大学生になれました。
大学でも一応バスケサークルに入るのですが、飲み会が多いサークルだったのと活動日がまちまちで予定が合わず、ほどなくして行かなくなります。
メンバーは良い人たちだったんですけどね。
学費を稼ぐためにアルバイトを掛け持ちしていたのもあって、サークルに行けず徐々にフェードアウトしました。
こうして13歳からバスケットを始めて、22歳頃までの約10年間、バスケットボールに対して、残念ながらあまり良い思い出ができないまま過ごすことになります。
はっきり言って、「楽しい」と思ったことがほとんどなかったんですよね。
全体的にはキツい、つらい思い出の方が多い。
じゃあ、何故バスケットから完全に離れなかったのか、という疑問が湧くと思いますが、それはバスケットボールという競技を嫌いになったわけではないから、です。
どんなにつらいことがあっても、嫌な思いをしても、結局バスケットを嫌いにはなれなかった。
そんなこんな言っても、やっぱりバスケやりたかった。
何となくぐずぐずした気持ちを抱えていた私に転機が訪れます。
大学卒業間近の3月11日、初めて川崎ブレイブサンダースの試合を見に行きました。
きっかけは知り合いが余っていたチケットをくれたことでした。
Bリーグの試合は開幕戦のテレビ放送で見ていて、演出の豪華さと「バスケが地上波のゴールデンタイムにやってる!」と感動したのですが、そこから足を運んで観戦とまで行かなかったんです。
なんせそれ以降Bリーグのことはメディアにほとんど取り上げられないのですっかり忘れてたんですよね。
まあチケットもらえるならせっかくだから行ってみるか、と特に前情報も仕入れずにノリで観に行きます。
この日は珍しい100点ゲームの試合だったのもあって、とても印象に残っています。
どの選手もとても格好良かったのですが、一際目に留まったのは0番を付けた藤井祐眞選手でした。
縦横無尽にコートを駆け回り、身長差をものともしない強気な姿勢は私とは全く違うスタイルの選手で、見ていてとても気持ちがいい。
私が知っているバスケの試合とは全くの別物でした。
この日からせっせととどろきアリーナに通い始める日々が始まります。
そして、バスケって見ていると自分もやりたくなりますよね。
その時にツイッターでたまたま「川崎ブレイブサンダースのファンの方々でバスケをしよう」という投稿を見かけて、いちかばちかで飛び込んでみました。
参加者の皆さん、とても良い方たちばかりで、とにかく大人。紳士淑女。
それまで個人参加型のバスケに何回か参加したことがあるのですが、勝ちたいという気持ちが強すぎてスタンドプレーに走る人、結構いるんですよね。
案外経験者の方がそうなっちゃう。不思議ですが。
誰かがシュートを落としても険悪な雰囲気にならない、負のプレッシャーのかからないバスケって多分初めてだったと思います。
初めて心の底から「バスケが楽しい」と思いました。
今でもたまに参加させてもらっていますが、気心の知れている人とやるバスケってこんなに楽しいんですね。
今では別のツイッターを通じて知り合った方たちとバスケをやりにいったり、ずいぶんと積極的になったと思います。
それまでは誘われてもあまり気乗りしないで断ることも多かったので、自分にとってはかなり心境の変化がありました。
川崎ブレイブサンダースを見に行かなければ、こんな素敵なブレサンファミリーに出会うこともなかったと思います。
もし、誰かに「君はバスケットボールが好きか?」と聞かれたら、今なら間違いなく
「大好きだ」
と答えると思います。
バスケットボールをやって良かった。
長くなりましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
いつもお世話になっている皆さまには、心から感謝申し上げます。
明日はSak(Btsaki)さんによる『「応援」について思うこと』です。
川崎ブレイブサンダースのお陰で家族仲が良くなった話。
この話を一発めに書くと、もうブログに書くネタが無くなっちゃうのでは…と思いつつ、川崎ブレイブサンダースによって救われた(と少なくとも私は思っている)家族の話を書こうと思います!
家族構成
・父…バスケ経験者
・母…基本的にスポーツに興味なし
野球観戦は好き
・私…バスケ経験者
・妹…スポーツ全般嫌い
興味もない
元々うちの家族はお互いに干渉し合わないスタンスで、ましてや私と妹が2人とも成人してからはますます会話がない状態。
父と母は普段から大して仲が良いわけではなかったものの、
今年の2月あたりに大きな喧嘩をして、母親は2階の布団で寝てるのに、父は1階の居間で寝るような、そんな状況が1ヵ月以上続いていました。
そんな時、知り合いから「川崎ブレイブサンダースの試合を観に来ないか?」とのお誘いがあって、とどろきまで観に行ったんです。
(ちなみにですが、この忘れもしない3/11の試合で藤井選手のアグレッシブなプレーに一目惚れをして、川崎ブレイブサンダースにどハマりしました。この話はまた後日)
中学・高校の時にバスケ部だったものの、Bリーグの試合を生で観たのは初めて。エンターテイメント性の高い演出とプレーレベルの高い試合に感動して、家に帰るなり母にその良さを伝えました。
その後も私は毎週のようにとどろきに通い、その魅力を母に伝えていくと徐々に母も興味が出てきたみたいでした。
しばらくした頃、ツイッターで武蔵小杉駅にて選手がチラシ配りをするという情報を見ました。しかし、その日私は仕事…。
その時母が「私がチラシもらってこようか?」と言ってくれ、「もしかしたらサインがもらえるかも!」と私が愛用しているバインダーを持参してチラシをもらいにいってくれました。
仕事が終わって母からのメールが10件。
何事かと思って確認してみると、なんとバインダーに3箇所、ゲームデープログラムに1箇所のサイン、さらにチラシを持ったカメラ目線の藤井選手の写真……
母曰く「あまりにもいい人だったからあれもこれもお願いしちゃった」とのことですが、これはさすがにやりすぎ!(笑)と突っ込みました。
↑その時のファイルです!
藤井選手その節はありがとうございました。
本当に感謝しています😭✨
この一件で母はかなり心を打たれたようで、それから川崎ブレイブサンダースの情報を逐一私に報告してくるようになりました。
(しかしファンクラブに入っている上、クラブのSNS系は全てフォローしている私の方が情報は早いので、知らないふりして母の報告を聞いてます。笑)
そんなこんなで日に日に家に上がる話題に川崎ブレイブサンダースの登場が増え、
ある時父が
「川崎ブレイブサンダースの試合生で見たいなぁ」
待ってましたよ、その言葉。
ちょうど父が休みで試合があった日は最終節。
チケット取れるかなぁと心配だったのですが、心優しい知り合いが「せっかくだから近いところでお父さんに見せてあげて」と私の分も1階席のチケットを頂いちゃったんですね。
席取りも完璧にして待っていたものの、肝心の父親がいくら待っても来ない。
携帯を持ってないので連絡の手段がない。
そわそわしながら待ってると父がやっと来て、さあ試合を観ようというとき、
父「もっと全体的に両チーム見たいから2階で見てもいい?」
…。
ゴルァーーーーー(*`Д´)ノ!!!
せっかくあんたのために知り合いが1階席取ってくれたんじゃろがい!!!
…こりゃ喧嘩も減らない訳ですな┐(´д`)┌
とはいえ試合は面白かったらしく、帰ってから寡黙な父が珍しく誰が良かった、彼が良かったとプレーについて話していました。
ちなみにその時の印象では
父「川崎は7番と14番、渋谷はスキンヘッドの人が良かった」
と言っておりましたね。
手に何かを持つのが嫌な父がその日のゲームデープログラムを捨てずに持って帰って来たことにも驚きましたが、その時のプログラムは今も父の棚に置いてあります。
そしてついに川崎ブレイブサンダースがチャンピオンシップの決勝戦に進んだとき、私は後で見返すために録画して出掛けたのですが、私が家に帰ってくると何と!!!
父と母が一緒に試合の録画を見てる…!!!
喧嘩…してない!!!(笑)
同タイミングで帰って来た妹も
「うわ、珍しい」というほどの光景。
これ以来ちょこちょこBリーグの中継があるときは、娘抜きでも一緒に見てるみたいです。
見始めの頃は自分がこんなに川崎ブレイブサンダースにハマるとも思っていなかったし、思わぬ形で家族仲が深まるとは思ってもいなかったです。
ちなみに妹はまっっっっったくスポーツに興味を持たないのですが、藤井選手のグッズが倒れてた時とかは元の位置に直してくれているみたいです。
(以前はそういうことすらしてくれなかった)
大変長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!